MARVEL EAが利用可能になったExness(エクスネス)とは?
Exness(エクスネス)というFX証券会社はあまり聞いたことのないという方も多いのではないでしょうか?日本ではあまりメジャーではない証券会社なのは確かです。日本ではプロモーションが上手なXMが有名で、圧倒的に利用者数も多く、それ以外の海外証券会社は『なんかアヤシイ』とみてしまいがちです。
今回、Exness(エクスネス)について紹介していきたいと思います!
Exness(エクスネス)とは?
Exnessは、セーシェル共和国の金融ライセンスで営業する海外FX業者です。従業員数は500名を超え、世界各国の金融ライセンスも保有する比較的規模の大きい海外FX業者です。
安心材料①:XMより規模の大きい会社
- 運営会社:Nymstar Limited社
- 事業開始日:2008年
- 金融ライセンス :セーシェル金融庁『ライセンス番号 SD025』
- 月間取引高:2兆40億USD(200兆円!) ※毎月公式サイトにて公開
- 従業員数:500名
- 取引を行うトレーダー数:304,482人 ※毎月公式サイトにて公開
ここで比較しておきたいのが日本人お馴染みのXMです。
- 運営会社:Tradexfin Limited社
- 事業開始日:2009年
- 金融ライセンス :セーシェル金融庁『ライセンス番号 SD010』
- 従業員数:200名
Exness(エクスネス)は、『XMと同じセーシェル金融庁ライセンス取得』『実はXMより1年老舗』『従業員数もXMの倍以上』と実は日本でメジャーではないだけで歴史があり従業員数の規模をみてもXMよりも大きい組織なのです。
XMは日本人の好みに合う広告戦略で日本では地位を確立していますね。日本人が安心するポイントを押さえ宣伝上手だったのでしょう。
安心材料②:Exness(エクスネス)の監督機関の公開
Exness(エクスネス)は外部機関によって監督・監視されており顧客の資金の安全性を保証しています。
以下はExness(エクスネス)公式サイトです。
安心材料③:会計報告を毎月公開
Exness(エクスネス)は会計報告を毎月公式サイト内のわかりやすい所に公開しており組織の透明性を見ることができます。
特に安心材料として見ておきたい部分は、『取引量』『アクティブユーザー数』『出金額』です。どの項目も顧客がまともにトレード出来ている証拠になり顧客が減らずに推移している事や、特に出金額は出金拒否などの有無判断にもなります。
以下はExness(エクスネス)公式サイトです。
上記3点の情報を確認するだけでも十分な安心感に繋がるのではないでしょうか?
Exness(エクスネス)のメリット
前項でExness(エクスネス)への安心感が少し出たところで次にExness(エクスネス)を使用するメリットをお伝えしていきます!利用するメリットは十分にあると思います☆
- レバレッジ無制限
- 証拠金維持率0%までロスカなし
- スプレットがXMより狭い
- ゼロスワップ
- 入出金に、bitwalletや仮想通貨が利用できる
- マイクロ口座が開設できる
- 口座保有数128口座までOK
- 公開情報による信頼性
◎日本語対応はもちろんあります。日本人在籍で、メール・サポートチャット・電話対応可能。
①レバレッジ無制限
レバレッジ無制限とは?!と思ってしまいますがエクスネスは業界ではぶっちぎりにハイレバレッジなのです。提供条件はあるものの【最大で21憶倍】と実質無制限のレバレッジでトレードする事が可能です!
以下の画像は私がEA稼働している口座のものです。証拠金維持率がよくわからない数字になっています(笑)
そして証拠金が0になっているのでポジションを持つことに証拠金は不要という事ですね。入金した金額すべてが余力として使えるというメリットがあります。
②証拠金維持率0%までロスカットナシ
ロスカットになる基準は、基本的にFX証券会社が決めた証拠金維持率によって定められています。多くの会社は『証拠金維持率20~50%』になると強制的にポジションが決済されます。
それがエクスネスの場合は、【証拠金維持率0%】とロスカットギリギリまで資金をフル活用することができます。
③スプレットがXMより狭い
ここがエクスネスを利用する大きな理由の1つです。スプレット差はちりも積もればで結果的に大きな差になってしまう可能性があります。またスプレットが広いせいでプラスにならずポジション決済に至らなかった・・・という事もあります。
狭ければ狭い方が間違いなくメリットです。ではどれぐらい狭いのか?XMと比較してみます。
通貨ペア | Exness | XM |
---|---|---|
USD/JPY | 1.1pips | 1.6 pips |
EUR/JPY | 1.9pips | 2.3 pips |
EUR/USD | 1.9pips | 1.7 pips |
GBP/JPY | 2.0pips | 3.6pips |
AUD/JPY | 2.3pips | 3.3 pips |
主要通貨ペアの中でEURUSDを除いてすべてエクスネスの方がXMよりスプレットが狭いことがわかります。
GOLDのスプレットはどうなのか?
ではジャリコでお世話になっているGOLDのスプレットはどうなのか?実際に確認してみました!
以下はとある日のほぼ同時刻のエクスネスとXMのGOLDの価格です。画像を見た時に「あれ?エクスネスがスプレット200になっている?!」って思ってしまいますよね。これは『少数第3位まで』表記しているので200に見えるそうです。どう考えても勘違いして不利なので修正したらいいのに・・・と思っちゃいます。➡XAUUSDスプレッドについて’22
このように比べてみて、【買い値ー売り値=スプレット】と言う計算をしてみると・・・
証券会社 | 買い値 | 売り値 | 差(スプレット) |
---|---|---|---|
Exness | 1862.02 | 1861.82 | 0.2 |
XM | 1862.26 | 1861.97 | 0.29 |
いかがでしょうか?エクスネスの方がスプレットが狭い事がわかります。これは特に高速トレードを行うジャリコにとっては『メリットにしかならない条件』だと思います。
各社GOLDのスプレット比較
証券会社 | GOLDスプレット |
---|---|
Exness | 2.0pips |
XM | 2.9pips |
FXBeyond | 2.0pips |
IS6 | 5.7pips |
FXBeyondのみスタンダード口座のスプレットとなりますが、ExnessとBeyondが低水準なのがわかります。IS6・・・
④ゼロスワップ
エクスネスにはGOLDペアに関してはスワップポイントがありません。ポジションを日をまたいで持ち越してもつきません。
高速トレードで早期決済を繰り返すジャリコにはあまり縁のない話ですが、スワップポイントと言うはちりも積もれば厄介な奴です。中長期にポジションを持つとマイナススワップが累積していき決済した時に相殺されて利益計上となります。折角プラスで決済したのに相殺されてほとんど利益が出なかった・・・という事もあります。
⑤入出金に、bitwalletや仮想通貨が利用できる
XMでも利用している方が多いbitwalletやBTCなどの仮想通貨で入出金をする事が可能です!『bitwalletが使える証券会社はないか?』とご質問をいただいていたこともありました。bitwalletは入出金速度が非常に速いため快適に資金移動が行えます。
⑥マイクロ口座が開設可能
ジャリコでおなじみのマイクロ口座がExnessにもあります。名前はスタンダードセント口座と言う名称で、内容はほぼマイクロ口座と考えてOKです。セントと言う単位がある通貨限定で口座通貨を選択する事が可能です。日本円にはセントという単位は存在しない為、スタンダードセント口座は円建て以外になります。
⑦保有口座は最大128口座まで可能
XMや他の証券会社では、1名義で最大7-8口座が通常です。それがエクスネスではなんと128口座まで保有する事が可能です。複数のEAを使い分けたい方にはおススメです。
⑧公開情報による信頼性
初項でも述べましたがExness(エクスネス)の組織の規模、毎月の企業収支の公開、監督機関による透明性、補償基金あり明記されている、など組織の透明性はしっかりと明記されています。
- 運営会社:Nymstar Limited社
- 事業開始日:2008年
- 金融ライセンス :セーシェル金融庁『ライセンス番号 SD025』
- 月間取引高:2兆40億USD(200兆円!) ※毎月公式サイトにて公開
- 従業員数:500名
- 取引を行うトレーダー数:304,482人 ※毎月公式サイトにて公開
以上が、Exness(エクスネス)のメリットとなります。
Exness(エクスネス)のデメリット
メリットばかりを並べるのではなくデメリットも知っておいて頂かなくてはいけません。
- サーバーがやや不安定
- 重要指標発表時にレバレッジが縮小する
- スタンダードセント口座に円建てがない
- ボーナス制度がない
①サーバーがやや不安定
一番のデメリットは、サーバーがやや不安定だという事です。私は今のところジャリコ利用で不具合を感じたことはありませんが、ネットで調べると出てくる情報はたくさんあります。
対策として、サーバーの強化は行われているそうですが、それを上回る顧客増加に遅れを取っているようです。瞬発的な取引量が多くなる指標発表時などはEAを止めておくなどの対策はしておくと安心です。
サーバー不安定対策?なのか口座に500ドル入っていれば無料でVPSをレンタルできるそうです。
②重要指標発表時にレバレッジが縮小する
雇用統計など重要指標発表で値動きが荒くなるタイミングで『レバレッジが縮小する』事が発生します。普段はレバレッジ無制限ですが、大きく値が動く場合はレバレッジが縮小します。
これはレバレッジ縮小中にエントリーしたポジションに対して適用されるもので、レバレッジが無制限時にエントリーしたポジションは影響しないとのこと。
③スタンダードセント口座に円建てがない
スタンダードセント口座には、円建て口座がありません。とはいえ円で入金すれば自動的に換金されて入金されますし、出金も同じです。表示が見にくいという事ぐらいでトレードには大きな影響はありません。
④ボーナス制度がない
Exness(エクスネス)はもともとボーナス制度やキャンペーン的なものは一切行わない方針の様です。入金ボーナスを利用したトレードを考えている場合は不向きだといえます。
以上が、Exness(エクスネス)のデメリットとなります。サーバーの部分が一番影響がありそうなので、『指標時はEAを止めておく』『あまり高額資金を運用しない』と言った対策を行っておくと良いと考えます。
平常時はスプレットも狭く約定にも何も影響はありません。それらを踏まえてメリット・デメリットのどちらが勝つかで利用判断をお願い致します。