20年ぶりの円安水準:過去データに無い相場
相場を見ている方は全員感じているはずですが、異常と言える相場が続いています。
異常となっている原因としては、
- アメリカのテーパリング
- 日本の低金利政策
- 宇露問題
- 原油高
- コロナによる経済疲弊
- 以前から耳にする中国経済の傾き
などなど様々な理由が絡み合って過去にはない複雑な状態になっています。経済的な理由は常にありますが、地政学リスクやコロナと言った通常ではあり得ない状況が今はあります。
また米ドルが一強状態になっている為、どの通貨ペアでもドル買いが進んでいます。そして逆に最弱なのが日本円です・・・日本円がどの通貨ペアでも全面安で売られまくっています。普通であれば物価上昇率の低い国の通貨と言うのは通貨高になりやすい傾向にあるのですが、今回の円に限ってはひたすら通貨安となっています。世界から見ていかに日本円の価値が下がってしまっているかがわかります。あのルーブルよりも価値が低くなっていて日本国民としては先行き不安になります。
過去20年のデータまで加味したEAはない
そんな最弱な日本円は20年ぶりとなるドル高円安水準となっており、その状況までもを考えて作成されたEAはこの世の中には存在しないと思います。様々な状況を想定して作成されていて実際に過去3年間の荒れ相場を乗り切ってきたMARVEL EAもさすがに20年というデータまでは加味して作成はされていません。その中でもMARVEL EAは大健闘しています☆
それでもこの先不安…
大健闘中のMARVEL EAですが、今後の情勢やコロナ禍の世界経済への影響、そして現在のロシアへの経済制裁が世界経済へ及ぼす影響などはこれから出てくる隠れた未知のリスクです。すでに相場はレンジ相場ではなく次段階の転換期になっていると私は考えています(経済学者でも何でもないのでeight的な考えです汗)
過去のデータを十分蓄積し学習を続ける高性能AIでも搭載していないと単純にEAだけの稼働ではどうしても不安は残ります。EAは決められたプログラムでしか動く事はしない為、十分な実績があるMARVEL EAでもそれは同様です。
ではどうするべきか?
一番の方法は、裁量判断をいれる事です。現在の情勢や経験を加味したうえでEA運用が出来るので今後起こりえる荒れ相場にも対処する事が可能になります。
ただ自己裁量とEAだけで何とかなるのか?という事を考えると『トレード根拠のない素人判断』では不安が残り、EAも『過去のデータを十分蓄積し学習を続ける高性能AIでも・・・』と述べましたが、そのレベルのEAが必要になります。すでに世界の機関投資家たちは高性能AI搭載のトレードツールで、株や為替の高速トレードを行っている事は有名な話ですね。しかも彼らは金融のプロ達です。個人投資家が勝てないワケです。
しかし高性能AIを搭載しようと思うと、少々の知識と開発費では制作することは出来ません。数百万、数千万単位の開発費が必要でしかもシリコンバレーにいるような敏腕エンジニアに依頼しないと製作する事は出来ない事でしょう。そんな高額で高性能なEAを安価もしくは無料で配布するという事は現実的には不可能です。そしてそのEAを家庭用PCで動かすこともスペック的に不可能でしょう。
上記の理由から、SNSとかで見かける『AI搭載のEA』と言うのは勝てる勝てないは別として、AIと言う名はほぼ『ウソ』だと私は思っています。『精度が低いAI?』または『イメージ戦略』でしょう(あくまで私の見解です)
裁量+EAが長期に生き残る方法
ガチのAI搭載EAを作成する事は現実的に難しく、コストも人脈もない・・・と考えたところ、それならAIではなく勝てているFXトレーダーのトレードをコピーさせてもらう事が目標達成には最も近道だと考えました!ありがたいことに私にはその人脈ならありました!コスト的にもAI開発をする比にはならないぐらい現実的です。
勝てているFXトレーダーのトレードコピーさせてもらう事が長期に生き残る方法だとたどり着きました。その理にかなったFX自動売買が『SHIELD』となります。
今後のFX自動売買は2択になる
現状の相場環境で、FX自動売買で長期的に資産運用を継続したい場合、考え方は2つになると思います。
- 1つは、SHIELDのような『裁量トレード+EA』のコラボ
- もう1つは、ジャリコEAのような『リスクを取って短期で元本回収』
相場に関係なくEAにすべてを託し運用するこれまでのスタイルではなく、この2つに集約するのではないかと考えています。どちらも考え方は違いますがリスク管理も資金管理も怠っていません。
今後もしかしたらやってくる未曾有の荒れ相場にも生き残る方法だと私は考え、資金ウェイトをおいて運用してます。